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黒い漆は夏に似合うと思います。暑くなり火をなるべく使わない料理、冷や奴や、キュウリを叩いただけの料理や、縦に八つに切っただけの冷えたトマト、薬味をたくさん入れた素麺つゆなども、黒い漆の椀に良く映え、輪島塗りのぬめっとした質感としっとりとした艶はちょっと豪華で涼しげにみせます。夏の黒って良いですよ。
おやつにいただいた茨城の古河の御家宝を盛ってみました。輪島塗り汁椀5客組¥9000
毎年恒例浴衣企画は6月27日(土)~7月12日(日)(13時から20時)まで。クィーンズホテルの2階で大試着販売です。期間中6月30日(火)と7月8日(水)は休みますが、どの曜日が休みの方でも必ず来られるような日程にしましたので今のうちから予定をたてて下さいね。スタートするまで少しずつ商品の紹介をしていきます。 定番の紺地から。浴衣といえば花柄が多い中、葉っぱだけのデザイン。丸に明るい色を入れただけで蛍を表現。大きな柄の浴衣は元気な雰囲気になりがちですが、こちらはかわいらしい中に落ち着いた感じ。蛍の桃色(?)と合わせた博多帯に。「葉にとまる蛍」身長160センチ裄63センチ¥6000桃色博多帯¥3500 絞りより値段が手頃なサッカー地の絞り風浴衣。肌にまとわり付かず、シワが気にならない、汚れも目立ちにくい、便利な一枚。細かい草花が全体を埋め尽くしているのですが、派手というよりかえって渋味を感じる。爽やかな水色の縞帯を締めると粋な感じになり、赤系の派手な帯は帯が映える。サッカー地絞り風草花尽くし¥7000身長160センチ裄65センチ水色縞帯¥3800浴衣は「橘」との合同企画です。「橘」でも素敵な浴衣が紹介されています。もう少しお待ちを!
内側に向かい、少しずつ小さくなっていく、すっきりと均等に色分けされた市松。まっすぐなのに柔らかい線。見込みは少し大きめで図案化した桃?が市松と合わせたように色分けされていてユニークです。明治時代の印判でサイズは六寸、カレー皿より一回り小さめです。もうすぐ素麺の夏。一人分の素麺にぴったりの皿。目から涼しくなります。 光にかざすと裏からも市松が透けて見えます。一枚¥2500(五枚あります)私も欲しいけど売ります。