池袋の清龍本店で飲んでいると、店内にチャゲアスの「セイ・イエス」が流れて来て、
「ラストオーダー近くのこの時間帯、おっさんだらけの店内で聴くチャゲアスは、そんなに悪くないもんなんだなあ」と聴き流していると、サビの所で二人が「セイ・イエス!」「セイ・イエス!」と激しく歌うもんだから、試しに「イエス」と言ってみるか?という気分にもなるのだが、そこはやっぱり踏みとどまる。
ついで流れて来たのは小田和正だったが、これは歌詞がほとんど聞き取れず、フニャフニャと何を歌っているのかさっぱり分からない。
次はさだの「関白宣言」で、「あー、もー嫌だな」と刺身をつまんでいると、「これから俺が、お前の家」の箇所を店員がユニゾンで歌いながら皿を下げていて、何となく愉快になる。
その次に流れて来たのは来生たかおの「セーラー服と機関銃」。
隣でナポリタンを食べていたジイさんが、急にリズムに合わせて激しく足踏みを始める。
日曜夜の10時過ぎの池袋。実に盛り上がっている。