イエーイ!ブッシュミルズ!
アイリッシュ・ウィスキーですね。味はバカウマです。
バカウマとは「馬鹿みたいにうまい」ということです。
「馬鹿馬」とも書きます。これはウソです。
馬と言えば、私、週に1本は西部劇を見ないと気が済まない質ですけど、皆さんはいかがですか?
西部劇を見ると、その実、俳優の芝居の質なんかどうでも良くて、ただたんに馬に乗って演技をしているというだけで、その俳優を尊敬してしまいます。
というよりも、本当のことを言えば、馬しか見てません。
映画にあって、馬と列車(電車も)は特権的な被写体ですね。
この2つがこの世に存在していなかったとしたら、果たして映画というメディアがここまで繁栄できたものかどうか。実に疑問です。
先日もコーエン兄弟の『トゥルー・グリット』を見てラスト近くの命がけの馬の疾走を見て、2時間近い映画のそこだけ泣きました。
といっても競走馬には余り興味はありません。そこに足を踏み入れると、本当に人生を狂わせる事になりそうなので。
何はともあれ、こうなると単なるウマ馬鹿ですね。「馬馬鹿」です。
ところで、黒澤明監督『椿三十郎』の
「乗ってる人より、馬が丸顔」
ってギャグ知ってます?
これはとても笑えます。是非見て下さいな。