今日はセブンイレブン、わたくしの誕生日でした。
皆さん、たくさんの花束と食べきれないほどのショートケーキ、
そして心のこもった誕生日プレゼント、ありがとうございました。
人生初のサプライズパーティー。まさかあのような場所で皆さんに祝ってもらえるとは夢にも思っていませんでした。
なんてウソを書いてもむなしいだけなので、法螺話はこの辺で終わりにして・・・。
7月11日といえば、あの地震からちょうど4ヶ月が経ったという事だ。という事は未だに収束のめどが立たない福島第一原子力発電所の事故からもちょうど4か月たったという事か。
3月11日を境に世界が一変したのかといえば、全くそんな事はなく、私にとっては、3月11日以前も以降も、あいかわらず世界はウンザリするほど手に負えないムカつくシロモノとして、依然目の前に立ちはだかっています。
とはいえ、そんな世の中にも、ほんの少しの気の利いた出来事や、日常生活の中から生まれるキラリとした瞬間が必ずあって、そんな瞬間と出会うためにフラっと飲み屋に寄ったり、人と会ったり、物を作ったり、結局これも3月11日以前と以降、ちっとも変わっていない。
何はともあれ今日7月11日は、尊敬する撮影監督ティモ・サルミネンさんの誕生日でもあります。
絶望的な日常の中にあるほんの少しの親切と、とりあえずは2、3日生き延びるための希望と、くたびれてはいるがそれなりにしぶとい愛をそっと寄り添うように捉えるこの撮影監督と、今夜は勝手にお互いの誕生日を祝いたいと思います。
「サルミネンさん、お誕生日おめでとう!あなたはいくつになりましたか?私は38になりました」