堀北真希さんの首の坐らない芝居と、それを聴くだけで肛門の周りがこそばゆくなるsmapの主題歌しか記憶にない『梅ちゃん先生』に続いて始まったNHKの連続テレビドラマ小説『純と愛』。
たいがい「あー、もー少し寝させてくれ!」という寝床の中で布団をひっかぶりながら見て(というか聞いて)いるのだけれど、今朝の回はやたらみんな怒鳴り散らしている芝居ばかりで、
「なんだこれ?アウトレイジビヨンドか?!」
と思ってしまった。
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カッチョイー写真だ。
最近好きな撮影監督です。
それにしても面白い名前ですねー。パパマイケル。
「それじゃお母さんはマママイケル?」と思ったりしたけど、
これファミリーネームでしたね。
ところでこの、フェドン・パパマイケルのお父さんはなんて名前だと思います?
なんと同じフェドン・パパマイケルなのです。
正確にはお父さんの方は”フェドン・パパマイケルsr”
息子の方は”フェドン・パパマイケルjr”なんだそうです。
「そんなに息子の名前付けるのめんどくさかったのか?」
と思ってしまいます。
ちなみに父親”シニア”はジョン・カサヴェテスの従兄弟で
『フェイシズ』や『こわれゆく女』の美術監督です。
”ジュニア”の方は『3時10分決断のとき』や『ミルドレッド』
『ミリオンダラー・ホテル』などでとてもいい仕事をしています。
スポーツニュースなどを見ていると、サッカーだったらゴールを決めた選手が、野球だったらサヨナラホームランを打った選手が、チームメイトと熱く抱き合うシーンによく出くわす。
選手によっては、いわゆる「駅弁スタイル」(失礼!)で抱きつく人もいる。
そう言う映像を見ると思わず、
「俺は残りの人生の中で、こんな風に他人と喜びを分かち合って抱き合う事はあるだろうか?」
とつい感慨深くなってしまう。
「できれば俺もあんな風に歓喜の輪の中でもみくちゃにされてみたい」
とも思ったりもする。
ところがいくら考えても今後の人生の中でそのようなシチュエーションになる事柄が思い浮かばない。
それがなんとなく寂しい。
酔っ払うとやたら抱きついてくる友人がいる。
店を出て別れる間際には、今生の別れかと思うほどに抱きついて来る。
ほっぺたにキスなどもしてくれる。
久し振りにあの人と飲んでみようかしら?などと考えている。
先日仕事を御一緒した照明の技師さんと、打ち上げの席でこの写真を見ながらライティングの分析をしたのがとても楽しかった!
分析というより、私が一方的に質問してただけなんですけどね。
技師さんは私の質問の1つ1つにとても丁寧に答えてくれました。
それがあまりにも楽しくて。
ついつい、お酒が進んじゃいました。
2軒目の飲み屋で上の写真のライティングが、とある画家の絵とそっくりなのを思い出し、
「ほら、あの画家、なんて言ったっけ?」
といくら思い出そうにも酔ってるもんだからさっぱりその名前が出てこず、思い出そうとすればするほど
「ジョゼフ・ゴードン・レヴィット」とか「ジェレミー・レナー」とか、最近やっと覚えたばかりのコムツカシイ名前ばかりが浮かんできてしまい・・・。
結局画家の名前は思い出せませんでした。
ところが、流れ流れて3軒目のバーでトイレに入ったところ、そこにこの絵の小さな複製画が飾ってありました。
エドワード・ホッパーでした!
もちろん、ながーい小便をしながら、この絵のライティング分析をしましたよ。
先日、女優、赤間麻理子さんのポートレート撮影をしました。
撮影場所は横浜黄金町のnitehi cafe。
衣裳は今回もGiacometti.さんに協力して頂きました。
マネージャーの方が先に「星野は青島幸男に似ている」情報を赤間さんに伝えていた為か、撮影は常にリラックスした雰囲気でした。(本人としては少々複雑な気持ちですが・・・)
赤間さんは、基本ナチュラルな佇まいの中にも、表情1つ1つがドラマティックで、さすが女優さんだなと思いました。ただ外を見ているだけの表情でも、心の中ではしっかり何かが動いているといったような。
その表情1つ1つに魅せられて、男青島バシバシ撮りました。
ところで撮影場所のnitehi cafe。
ここは女優、渡辺梓さんと美術作家、稲吉稔さんが運営するカフェ&アートスペースです。
なぜこの場所を知ったのかと言えば、数ヶ月前、俳優の高川裕也さんに連れられて、映画『アイム・オール・ライト』の出演依頼のため渡辺梓さんを訪ねたからなのです。
で、その高川さんの奥さんが赤間麻理子さんなんです。
?????
で、赤間さんのマネージャーさんが、私の昔からの友人なんです。
?????
つまり色々な偶然が重なったって事です。
元信用金庫を改装したnitehi cafeはサイコーに雰囲気のあるスペースなので是非1度お尋ねしてほしいですね。
斜め向いには「シネマ ジャック&ベティ」もあります。
nitehi cafeでお酒飲みすぎて終電に乗り損ねたら横浜スパ・ニュージャパンがお勧めです(経験有り)。