電車の車内広告で村上春樹さんの新著の広告がありまして、そのタイトルが
『色彩のない多崎つくると、彼の巡礼の年』
となってました。
「え?!色彩のない多崎?」
「多崎ってなに?岬みたいな物?」
「で、色彩のない多崎を誰が作るって言ってるの?」
「うん?・・・色彩のない多崎を作ろうとした彼の巡礼の年???」
「さっぱりわからん!」
と車中一人で勝手にキレてましたが、何のことはない、主人公の名前が「多崎つくる」なだけでした。
「巨人の星」の主題歌中の歌詞「♪思い込んだら」を「重いコンダラ」と思っちゃった人と同じですね。
話し変わって、このゴールデンウィーク中の「憲法記念日」に自民党の憲法改正草案を読みました。
やたらと出てくる「公共および公の秩序」ってとこがミソですね。「国益に反する」ということで、いくらでも拡大解釈されそう。
9条にある戦争放棄を「平和ボケ」だと言う人がいるけれど、この自民党改正草案に危機感を抱かない人の方が「平和ボケ」だと思いますよ。
コメント
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