煙草を吸う人の肩身が狭くなった近頃、一家に3つくらいはあった灰皿も「誰も吸わないからいらないの」なんて言われて、1つもない家も増えています。
私の家では風呂場に小さくて吸いさしがおけるガラスのが1つ、仕事の机にお酒のノベルティーの大きめのが1つ、ご飯を食べるテーブルには深めのガラスのが1つ、ベランダにはスタンド型がひとつあります。
煙草は吸わないに越した事はありませんが、吸う人曰く「煙草が美味しいの、リラックスするの」だそうです。「暮らしの手帖」には各場所に灰皿がおいてあった方が、火をつけてから慌てて灰皿を取りに行ったり、寝たばこによる火事のような危険が少しは減ると書いてありました。
このアイロン型の灰皿、なぜアイロン型なのか?しかもこの灰皿がモデルにしている鉄のアイロンは普通赤くないし、本物の持ち手は真ん中についているのをわざわざ片側に寄せ穴を開けています。
こんな変な灰皿だったら煙草を吸わないあなたも小さな花を生けたり、ペン立てやお香立てに使って、もし煙草を吸うお客さんがいらした時に「はい、灰皿!」と出すのにいいんじゃない?深さがあるので灰も散らかりません。¥1000。未使用。
80年代「暮らしの手帖」。一冊¥300。
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