今回は『リアル ぼくのおじさん』中野新哉さんの話です。
シンヤ叔父さん。
母方のオジです。
実は「シンヤ叔父さん」なんて今まで一度も呼んだ事はなくて、
必ず「新ちゃん、新ちゃん」と呼んでいました。
今も「新ちゃん、新ちゃん」と呼んでます。
「新ちゃん」は私が物心ついた頃からギタリストでした。
私がガキの頃、三鷹にあった祖父母の家の2階が新ちゃんの部屋でした。
その2階の部屋に新ちゃん不在の時を見計らって侵入するのがとても楽しかったです。
ヤニ臭い部屋の中にはギターやなんやかんやが転がり、散らかしっぱなし。
壁には裸の女のポスター、戸棚からは山と積まれた『スコラ』が溢れ出ています。
その『スコラ』を見るのが私の不法侵入の最大の目的でした。
むさぼるように『スコラ』を見ました。
『スコラ』を知らない人はネットで調べて下さいね。
私が物心ついた時からギターを弾いていたシンヤ叔父さんは今も変わらずギターを弾いています。
今月の『最後の風景』は中野新哉さんに音楽を頼みました。
初めての共同作業です。
是非ご覧下さい。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。