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先日は『アイム・オール・ライト』撮影でした。
都内某所のホテルで２０日にリハーサル、２１日に撮影でした。
西辻こずえさんと高川裕也さん。
２０日はとても濃密なリハーサルが出来ました。
といっても私は何もしませんでしたけどね。
というか何も出来ませんでした。
西辻さんと高川さんが２人でシーンを作っていくのをただ口をポカンと開けて見ているだけでした。
私が口を挟むと頓珍漢な事になりそうだったので黙ってました。
初っ端にやってもらった芝居と、その後西辻さんと高川さんが２人で時間をかけて作り上げていった芝居と、何が違うかと言えば結局何も違わないんです。
少なくとも見た目は。
そもそも全ては台本に書かれていますからね。
それでも何かが違う。
その違う何かをカメラに収めるために、２１日はいつもより沢山回しました。
この日で西辻さんと高川さんの共演シーンは終わり。
撮影が終わって「あー！もう少しこの２人を見ていたい！」
と思いました。
脚本には書いてないので無理なんですけど（笑）
今回も衣裳はmosline加藤さんにお世話になりました。
加藤さん有り難うございました！
小説家の桜井さんに、
「現代アメリカのガッツ系だと、トム・ジョーンズだね」
と勧められて読んだトム・ジョーンズの『拳闘士の休息』。
これ、最高でした。
久し振りにね、イッキ読みしてしまいました。
読み終わってしまった今、｢ずいぶんもったいない事をしたなー」と後悔してます。
男性諸氏は間違いなく気に入る１冊だと思います。
是非読んでみて下さい。
｢今んところ翻訳はこれ一冊しかないみたいだね〜」
なんて電話で話したあと調べたら、来月新刊が出るらしい！
タイトルは『コールド・スナップ』。
楽しみです！
北海道ロケの車の中で桜井さんに教えてもらったミシェル・ウエルベックの『プラットフォーム』。
これも最高でした。
こちらは女性諸氏にもお勧めの一冊です。
エロいです。
寝る間も惜しんで読みたくなる本が手元にあるっつーのはいいことだなー。
｢今回の閣議決定によって、日本が戦争に巻き込まれる恐れは、一層無くなっていく、そう考えています。日本が再び戦争をする国になるというような事は、断じてあり得ない。今一度、その事をはっきりと申し上げたいと思います。」
あの記者会見を見て「この人俺より平和ボケしとるんじゃなかろか？」
と思いましたね。
そのあと例のポンチ絵を使っての説明の後、
｢人の幸せを願って作られた日本国憲法が、こうした時に、国民の生命を守る責任を放棄せよ、と言っているとは、私にはどうしても思えません」
の時に「あ、この人たんにボケてるんだ！」
と確信しました。
こんなボンクラを相手にしなきゃいけないと思うとちょっと鬱になりそうですが、根気づよくひたすらに抵抗していかなきゃ駄目ですね。
それはそれとして、あの記者会見中｢閣議決定」が｢隔離決定」に、
｢集団的自衛権」が｢中断的自衛権」に聞こえたんですけど、
ほんとあの人、大丈夫ですかね？
｢日本国憲法」に至っては「ニャン国憲法」になってましたけど・・・。
｢ニャン国」・・・。
そんな国があったらさっさと移住したいわ！
