桜井鈴茂氏の新刊『冬の旅』表紙写真撮影しました。
”東京郊外の町・東美園
例の惨殺事件が起こった年
古橋くんは失踪して妻は去り
時限爆弾が見つかって
おれの前には楢崎が現れた”
(帯の文より)
ほら読みたくなってきたでしょ?
デザイナー河村康輔氏の装釘も素晴らしすぎる一冊。
是非皆様御買い求め下さい。
そして今年1年は本棚に面出しする事を御勧めします。
そして何度も手にとっては読み返すことによって
この白い表紙が、排ガスで汚れた雪のように
薄汚れて行くのがこの本の正しい姿だと思います。
桜井さんも河村君も、今晩はこの本を枕元において寝るって言ってたから、
俺もそうしようかな。
でも寝相悪いしな。猫のヨダレもつくかもしれないから、
やっぱやめようかな。