なんばグランド花月で公演中の『焼け跡、青春手帖』を見に大阪に行ってきました。
この舞台に、現在制作中の私の映画『アイム・オール・ライト』で主演を張ってくれている高川裕也さんが出演しているのです。
3泊4日の一人旅。とはいっても内2泊は深夜バスの車中泊。
深夜バスってあれなんですね。俺みたいなオッサン客はあんまりいなくて、乗客はみんな若い男女ばかり。
「なんだこれ?テニスサークルの合宿か?」と思いましたよ。
大阪駅に着いたのは早朝6時。それから公演時間の19時まで大阪の街をひたすら歩き回りました。
疲れたら銭湯に寄ったりして。
それにしても大阪の女性はみんなキレイでしたわー。
すれ違う人がみんなキレイでねー。
自意識のない美しさと言うかねー。
しまいには歩きすぎて自分のいるところが分からなくなってしまって。たまたま見つけた駅で地下鉄に乗って、なんばグランド花月のある、なんばを目指しました。
公演時間まで、まだしばらくあったので、商店街の中のオッサン客しかいない小さな居酒屋を見つけてその暖簾をくぐりました。
日本酒を頼んだら「熱燗でよろしな」と有無を言わさず熱燗が出てきましたよ。
お勧めメニューの「きずし」を頼みましたよ。
「こっちではシメサバの事を”きずし”っていうのよねー」と知った顔で「きずし下さい」と頼んだら、
「はい、シメサバいっちょう!」って。なんでやねん!
だし巻き卵も頼みました。いずれもとても美味しかったです。
一時間ほど飲んで店を出て、ほろ酔い気分で、なんば商店街のアーケードを歩ってると『焼け跡、青春手帖』のでっかいのぼりが飾ってありました。
「あの、おさむ師匠の上の、眼鏡を”キリッ”ってやってる人、俺の友達!」と思わず誰彼構わずつかまえて自慢したくなりました。
それでもまだ公演時間まで1時間ほどあったので
駅に戻り、路線図を見て唯一知っている駅名の「岸和田」を目指しました。
電車に乗って座席に座った途端、ガン寝でした。
寝ぼけ眼で「岸和田」に着いたはいいけど、戻る時間を考えたらギリギリでして。
急いで駅前商店街を往復してまた、なんばに逆戻り。
そしていよいよ「焼け跡、青春手帖」。
泣いて笑って、あっという間の2時間でした。
もちろん高川さんのパフォーマンスも最高でした。
しかし、なんつったって浪花千栄子役の黒谷友香さんです。
隣のおばちゃん(オペラグラス持参)と一緒に「黒谷友香さん、キレイやわ〜♡」
観劇後は高川さんにお好み焼き屋につれって行ってもらって、食べて飲んで。
さらには高川さんが滞在中のホテルに泊めてもらっちゃいました。
翌日、仕事で東京へ戻る高川さんと昼過ぎに駅で別れて、私は新世界を目指しました。
通天閣に登ってきました(一人で)。
天王寺動物園も見て回りました(一人で)。
それから大阪駅に戻って、またひたすら街中を歩きました。
大阪は東京と違って、まだ街中での煙草吸いに寛容ですね。
みんな普通に歩き煙草してるし、吸い殻も道端にいっぱい落ちてる。
どこ行っても「歩き煙草禁止!」な監視の目が行き届いた東京より過ごしやすかったですね。
日も暮れて、新梅田食堂街をブラブラ。
飲み屋のジャングルのような食堂街を3周ほど回って「三喜」という飲み屋の暖簾をくぐりました。
飲んでいる私の背後でひたすら次の注文を待って待機している「ブースカ」似の女性店員が今回のミス大阪に決定です!
とてもきれいな人でしたが「写真撮ってもいいですか?」なんてとてもおこがましくて頼めなかったので、ブースカの写真で失礼いたします。
ちょっとトラウマになるぐらい楽しい大阪一人旅でした。
ところでこんな駄文より面白い事が『焼け跡、青春手帖』公演3日目に起こったらしいですよ。
よりにもよってあの高川さんに、笑いの神が降りてしまったと言うか、笑いの神に襲われてしまったと言うか・・・。
気になる方はこちらからどうぞ。
面白すぎておしっこ漏れるかと思った(笑)。
なにはともあれ、大阪一人旅、楽しかったー!
コメント
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