一昨日は主演の高川裕也さんと酒向芳さんと久し振りの本読みでした。
俳優さん達による最初の本読みは、自分が書いた脚本が現実の物になる一番最初の瞬間なので、とても緊張します。
「俺が書いたこの台詞、上手く行くだろか?」
「このシーンは割と笑えるシーンのはずなんだけど、実際笑えるだろか?」
「笑えるんだけど、そこはかとなく悲しい感じ、伝わるだろか?」
等々・・・。
で、「じゃ、やってみましょか?」
の合図で、お二人は本読みを始めます。
割とスルスルと・・・。
スルスルスルーッと・・・。
それを見ながら私はただニヤニヤしてるだけでした。
俳優さん達が上手く行ってる時には監督の仕事なんて、あんまりないもんです。
再始動第一弾の撮影は12月15、16日。
お二人ともお忙しい身なのでちょいと先になってしまいますが、
今からとても楽しみです。
ところで本読みとはいっても、映画の台本は、いくつかのシーンを渡って読んで貰ってもあっという間に終わってしまいます。
1番長いシーンでも3分くらいでしょうか。
なので、いくつかのシーンを本読みしてもらった後の休み時間は、たいてい皆で最近見た映画の話をしています。
実際、本読みよりそっちの方が時間的には長いです。
一昨日は『希望の国』(私は未見)『アウトレイジビヨンド』『ルート・アイリッシュ』、アッバス・キアロスタミの新作(私は未見)が話題にのぼりました。
この時間も本読みや実際の撮影と同じくらい私にとってはとても楽しく貴重な時間です。
今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
投稿情報: モンクレール | 2012/11/10 07:28