今日、御徒町に行く用事がありまして、用事を済ませてですね「せっかくだからガード下の飲み屋で一杯飲んでいこうよ!」という事になり(一人ですが)教えてもらった飲み屋の暖簾をくぐって飲み始めました。
その店は先払い制でおつまみもセルフでレジに持っていくスタイルで、私は刺身2点盛りと日本酒1合(瓶)を買って飲み始めました。
しばらく飲んでたらですね、かなり酔っぱらった爺さんがハイボールのグラスというかカップ(この店は基本飲み物はプラスチックの容器です)を2つ持ってフラフラと私の隣に立ちました。
私の方を見てニコニコしているので私も微笑みを返しました。
まあそこから会話が始まるわけです。
爺さん、ハイボールをすごいペースで飲みながら私に向かって何か言うんですが、これがさっぱり何を言っているのかわからない。
「うん?違う、たまたま入ったの、常連じゃないの」
(爺さん私の「タマタマ」という言葉にモーレツに反応して嬉しそうな顔をする)
「起業?起業なんてする予定ないよ」
(爺さん店を出すなら浅草がいいと私に激しく勧める)
「かっぱ?いや、行ったことない。たまたま来ただけだから」
(爺さん「タマタマ」を聞いてまた嬉しそう。「かっぱ」という飲み屋の婆さんと懇ろになって出禁になったと自慢する)
「ラーメン屋?いや、ラーメン屋はやるつもりはないよ」
(爺さんやたらと私の起業にこだわる)
まあ、埒あかないけど楽しい飲みですね。
なんかもう最終的に、爺さんの中で私は
「舌使いのうまいエロくて近々店を出す男」
という人物になっていました。もう何が何だかさっぱりなんですけど。
1合飲み終わり、帰り支度を始めると「もっと一緒に飲もうよ〜」と誘われましたが、明日も仕事で朝が早いので丁寧にお断りしました。
別れ際、爺さんは私に携帯電話の番号を教えてくれました。
「店開いたら電話して、絶対行くから!」
だから店なんか開かないっつってんの!
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