映画における表現の1つとしてある「クローズ・アップ」という技法、一説によれば、ある監督が、その主演女優に魅せられたあまり、思わずカメラを近づけたために生まれた技法らしいです。
甲斐田祐輔監督『すべては夜から生まれる』からほぼ10年振りに再会した甲田さんと、dip in the poolのPVを作りました。
まずは40秒スポットのみの公開ですが、ご覧になりたい方は下の写真をクリックして下さい。
そちらでは木村達司氏のクールな佇まいもご覧になれますので、お楽しみに!
10年前に撮影現場で交わした言葉はおそらく二言三言なはずなのに、こうして再会してみると、10年という時間の枠を飛び越えて、あっという間に「つーかー」(「て、ゆーかー」ではありません)の仲になってしまうのは、やはり映画製作という、あの過酷な現場を、短いながらも共に過ごした間柄からなのでしょうか。
撮影場所を提供してくれたstoreの國時誠君、サオリちゃん有り難う!
衣装提供だけでなく、そのスタイリングまで考えてくれた
Giacometti.永澤成樹氏、Femme fataleデザイナー、マドカさん、有り難う!
完成したPVを見て、我ながら「甲田さんのクローズアップばっかりだ!」と思いました。
女優に魅せられて、思わずカメラを近づけた時に、クローズアップが生まれたのだとしたら、つまりはそう言うことです。