シガレット。とくればジム・ジャームッシュ監督の無駄口だらけのあの映画ですね。
あの駄弁り、好きです。
「コーヒーの豆を自分で挽かないで飲んでるやつはアホだ」
と行った意見を以前どこかで耳にして、普段家ではインスタントしか飲まない俺は、
「んなら俺はアホなんだな」
と思っていたのだけれど、先日たまたまコーヒーミルが手に入ったので、試しに豆を買ってきて自分で挽いて飲んでみると、
「確かに今まで俺はアホだった」と思うぐらい美味かった。
で、自分で挽いた豆で入れたコーヒーは確かに美味いことは美味いのだけれど、
なぜかここ何回かしばらくは、豆を挽いてコーヒーを落とし、いざ飲むという段階になって、きまってうちの猫がクソをする。
なんでだろう?コーヒーの匂いに便意を誘われるのだろうか?
なんにしろ、すべて台無しである。
ところで世界一値段が高いと言われている「コピ・ルアク」なるコーヒーを知っているだろうか?
このコーヒー、ジャコウネコの糞から取り出した未消化のコーヒー豆を焙煎したものらしく、値段はなんと100g4000円!
なんでも「ジャコウネコの腸内の消化酵素の働きや腸内細菌による発酵によって、コーヒーに独特の香味が加わる」のだそうだ。
猫のウンチ臭がほんのり漂う部屋でコーヒーを飲みながら、
「こんな味なんかな」と想像する。